事業用で使うトラックの場合は車検は1年に1度になることから、常日頃から整備点検を十分に行っていることが前提です。ところが寒冷地で営業をしている運送会社や個人のドライバーに関しては、冬期間に入ると道路に散布をする塩化カルシウムの被害は確実に受けてしまい、足回りやシャシー、マフラーなど車体の底面を錆びだらけにしてしまうことも良くあることです。寒冷地の場合は積雪により気温が氷点下になることでブラックアイスバーンになることが多いので、主要道路には塩化カルシウムを散布することで氷を溶かして安全な運転ができるようにしています。普通自動車でも共通していることですが、放置をするとマフラーの接続箇所が錆で穴が開いてしまうことも珍しくはありません。

トラックの場合は走行距離数が多いことにより、後に買取り会社を利用して売却益を得るには日頃からのメンテナンスは重要になります。塩化カルシウムによる錆の問題は、車検の際に品質の高いシャシーブラックを塗る作業を整備工場に依頼をすることも買取り額を考えた場合はお得になります。トラックの運送事業者は、会社で高圧洗浄機を導入することも錆対策になり、冬期間に限定されますが下回りを高圧洗浄機で洗い流すことで付着している塩化カルシウムを落とすことができます。買取りを利用するタイミングが来ても、錆対策を十分に行っていればマイナス査定になる項目に入らないことにより、高価買取りも夢ではありません。